【宅配】軽貨物の王道

軽貨物

こんにちは!

2tトラックから大型まで乗って現在、軽貨物で独立して宅配一本たまにスポット便、フードデリバリーで活動しているカズヤ(@KAZU_GORI41)です。

早速ですが、軽貨物と聞いてどんな仕事を思い浮かべますか?大半の方は「宅配」を思い浮かべるのではないでしょうか。

全国的に委託会社も軽貨物ドライバーも以前とは比べものにならないほど増えてきました。

特にコロナ発生を機に軽貨物へ転身する方も多かったのではないでしょうか。

今回は軽貨物を始めたばかりの方やこれから軽貨物ドライバーとして働こうと考えている方へ「宅配」について知っていただけたらと思います。

 

✅この記事のポイント
・宅配のメリット、デメリット
宅配一本で稼ぐことはできるか

軽貨物の王道

なぜ宅配が軽貨物の王道なのか?

求人広告を見ると、大半の委託会社で募集しているのが宅配案件です。宅配はヤマト・佐川・日本郵政・楽天・アマゾンフレックスなど、業者が多いことから必然とドライバーも多くなるということです。

 

私の周りの軽貨物仲間も宅配で稼働しているドライバーが多くを占めています。

 

業者ごとに報酬形態が違うので一概には言えないが、1日稼働して1.8万〜2.5万くらいは売り上げを出せると思います。

 

特殊なスキルも要らず、比較的稼ぎやすい案件ではあるものの拘束時間の長さや家具・水など重量物を運ぶこともあるため体力的にキツくて人の出入りが頻繁で委託会社も人員不足に悩んでるといった側面もあります。

 

ただ、繰り返しになりますが稼げることには違いないので、やり方次第では月60万円以上の売上を出せることは可能です。

実際、私も宅配未経験からスタートして1ヶ月以内に配完個数200個以上2ヶ月目には売上60万越えを達成できました。)

 

同じエリアで働いているドライバー仲間も同じように売上を立てている宅配猛者ばかりです。

 

何においてもこの仕事は荷物を渡さないと売上が立たないので、配るルート組みから始まり、荷室のどこにどの荷物を積んだかをしっかり記憶し、お客様の在宅時間から家族構成など、様々な情報を日々更新して勉強していくことが重要です。

 

日々の努力が結果として返ってくるのが如実に分かると思います。

 

宅配のメリットとデメリット

 

ここでは宅配のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

 

メリット

軽貨物の基本を学べる

この仕事は検品(持出)→積込→配達といった配送業のイロハの部分をしっかり覚えられます。この一連の作業が体に染みつけば宅配以外の仕事もそつなくこなせます。

その中でも特に重要なのが、積込です。他のドライバーが積み込みが終わっていても、私はこの作業にだけは時間を惜しみなくかけます。

それだけ積込というのは1日の全てを決めるといっても過言ではありません。

※積込のコツは別記事で詳しく説明いたします。

参入障壁が少ない(経費があまりかからない)

軽貨物でかかる主な経費は車両代・燃料代・保険代・整備代ぐらいです。

車両代に関しては自己所有かリースかで変わります。

宅配はエリアが狭いので燃料代はそこまでかかりません。(私の場合、3〜4日に1回の給油で済んでます。)

コースが固定なら道を覚えれば無駄に同じところを何回も通らないで回れるようになるので、燃料代の節約にもなります。

保険代と整備代ですがこちらは一定額かかってきますが、これは車を維持・不意な事態への備えという意味で欠かせないものになります。

いいコースにあたれば安定して稼げる

こちらもは運要素もありますが、在宅率の高いエリアや個数口が多いエリアが担当になれば安定した売上が見込めます。

委託会社によってはこんなコースをやりたいと希望を出せば配置転換してもらえるところもあるので、実力がついてきて今よりも数をこなせる自信があれば交渉するのも良いと思います。

個人事業主なので、労働基準法が適用されません。宅配業者の連勤のルールを守った上ですが、休みなく働いてガンガン稼ぐことができます。

(但し、車の運転中眠くなったり、ボーッとして誤配やミスを誘発する恐れがあるので適度に休日は取りましょう。)

 

デメリット

拘束時間が長い

仕分け・積み込みをして、午前指定から夜間(19−21時や18−21時など)の荷物を配達してセンターで事務処理をするので、拘束時間は長くなります。

また委託会社にもよりますが、週5〜6で稼働することを条件にしているところが多いので、宅配+別の仕事で考えている人には厳しいかもしれません。

(私の場合、宅配稼働時は午前を11時前後に終わらせて昼の荷物が来るまでUberや出前館で隙間時間を埋めています。宅配が休みの時にスポット便や別の仕事をしています。)

荷物量が安定しない

荷物の量は自分の担当コースによって差が出てきます。住宅街とオフィス街・工業地帯で差があります。更に住宅街の中でも戸建て・アパート・マンションの割合でも変わってきます。

また楽天やアマゾンといった大手ECサイトは定期的にセールを開催するので、その期間中は荷物量が爆発的に増えることが多いです。

やはり荷物量は水物という感覚は否めないでしょう。

不在に悩まされる

宅配は基本的に個人宅がメインになります。当然一日中在宅しているわけではないので、不在が必ず出てきます。歩合の場合、配完(配達完了)しないと売り上げにならないので、如何に荷物を確実に配れるかがポイントなので不在は1日のプランやモチベーションを狂わされます。

よく荷物が来るお客様の生活リズム等は把握しておく必要があります。

 

まとめ

今回の記事のまとめとして

 

・拘束時間は長いが、良いコースに当たれば安定して稼ぐことができる
・稼ぐためにはコースの特性、お客様の生活リズムを把握することが重要
・宅配に慣れれば他でも応用が効き、初期費用も少なく始められる軽貨物の登竜門 

 

宅配は運送業界の中でも荷物が渡せないとこもある唯一の業態といっても過言ではない。そのため同じところに何回も足を運ぶことがあるため肉体的・精神的にかなり負担がかかります。

最初はキツいと思いますが、慣れてくれば安定的に稼げるのが宅配の大きな魅力です。

まずは担当コースの土地勘を把握し、時間はかかっても良いので事故・誤配・クレームなく配達をして信頼を得て荷量の安定したコースに移してもらえるようにしていきましょう。

軽貨物を始める方は委託会社の選定はとても重要になるので、何社も話を聞いて自分の条件と合う会社を選びましょう。

個人的には複数社登録しておくのがオススメです。

最後前ご覧いただきありがとうございます。

今後、もっとポイントを絞って宅配に関する経験をお伝えしていこうと思います。